モーニング大腸カメラ
(午前中に検査が終わる大腸カメラ)
モーニング大腸カメラ検査とは、午前中に行う大腸カメラのことです。大腸カメラは一般的に午前中に腸の中を綺麗にする下剤(腸管洗浄剤)を飲み、午後から検査を行い夕方頃にお帰りになることが多く、丸1日時間を確保する必要があります。普段仕事や家事、育児などで多忙な方々は、なかなか大腸カメラを受けるのが難しいという現状にあります。そこで当院では、午前中に検査が終わる「モーニング大腸カメラ」を行っております。
モーニング大腸カメラのメリット
- 午前中に検査が終わるため、午後の時間を有効活用できます。
- 終日休暇を取得する必要がありません。
- 家事・育児などでゆっくり時間が確保できない方にも受けていただけます。
モーニング大腸カメラの流れ
- 検査前日
夕食は21時までに済ませてください。その後、お水・お茶・スポーツドリンクでしたら飲んでいただいて構いません。 - 検査当日の朝
当日は絶食となります。お水、お茶は飲んでいただいて構いません。服用する必要がある薬がある場合は、事前にご相談ください。 - 前処置
検査予定時間の3,4時間前から(午前9時開始の場合、午前5時くらいから)、ご自宅にて下剤(腸管洗浄剤)の服用を始めます。服用後、1時間後くらいから便意を催し、2-3時間で腸の中が綺麗になります。
ある程度便意が落ち着きましたら、予約時間15分前にクリニックまでご来院ください。 - 検査前
受付を済ませた後、ご案内するまで待合室でお待ちください。呼ばれましたら検査着に着替えていただき検査となります。鎮静剤(眠り薬)をご希望の方は腕に点滴をとり準備します。 - 検査中
検査時間は10~15分程度です。ポリープを切除した場合は30分程度かかることもあります。 - 検査後
診察室で検査画像を一緒に確認しながら、検査結果をお話しいたします。
*鎮静剤(眠り薬)を使用された方は、30分~1時間ほど休んでいただき、覚醒後に検査結果をお話しいたします。
検査の際に、生検(組織を一部採取して病理で検査すること)やポリープ切除を行った方は、およそ1週間後に病理結果が分かりますので、後日改めて結果を説明します。
検査後約1時間は、食事をしないでください。
モーニング大腸カメラの注意点
- モーニング胃カメラのご希望の方は、ご自宅で早朝5時~6時くらいから下剤(腸管洗浄剤)の服用が必要です。服用方法や、便の状態の確認方法に関しては事前に説明させていただきます。
- 当日の診察状況によっては検査の開始時間がずれることがあります。